親シナリオAから別シナリオ実行コマンドで呼び出された子シナリオBへ、ウィンドウ参照IDを継承するコマンド。本コマンドは子シナリオBで本コマンドを使用する。
- 名称 内容
- 継承する対象: 継承したいウィンドウの数を選択する。
- 継承ウィンドウ参照ID: 継承対象が「1つのデータ参照ID」のときに表示される。 親シナリオで定義されたウィンドウ参照IDを指定する。
- シナリオ名: 継承対象が「全てのデータ参照ID」のときに表示される。 親シナリオを選択する。
シナリオ例(親シナリオからウィンドウを継承・1つの参照ID):
親シナリオAで定義したウィンドウ参照ID「メモ帳ウィンドウ」を子シナリオBから本コマンドを利用して継承する。親シナリオAでメモ帳を画面右へ移動し、子シナリオBで左に移動する。
シナリオ例(親シナリオからウィンドウを継承・1つの参照ID)の実行結果:
メモ帳が画面右から左へと移動した。子シナリオBでメモ帳ウィンドウが継承されたことが確認できる。
シナリオ例(親シナリオからウィンドウを継承・全ての参照ID):
親シナリオの全てのウィンドウ参照ID(メモ帳)を継承し、子シナリオ側で全てのウィンドウを移動して文字を入力するシナリオ。
シナリオ例(親シナリオからウィンドウを継承・全ての参照ID)の実行結果:
画面の左上と右上に開いたメモ帳を、子シナリオ側で左下と右下に移動し文字を入力した。