親シナリオAから別シナリオ実行コマンドで呼び出された子シナリオBへ、データ参照IDを継承するコマンド。本コマンドは子シナリオBで使用する。
※注意点
・子シナリオBでデータ参照IDの値を変更すると、親シナリオAにもその変更が反映される。そのため、継承したデータ参照IDの値に変更を加えたくない場合は新しいデータ参照IDにコピーすることを推奨する。
・親シナリオ実行前はシナリオを保存すること
- 名称 内容
- 継承する対象: 継承したいデータの数を選択する。
- 継承データ参照ID: 継承対象が「1つのデータ参照ID」のときに表示される。 親シナリオで定義されたデータ参照ID名を入力する。
- シナリオ名: 継承対象が「すべてのデータ参照ID」のときに表示される。 親シナリオを選択する。
シナリオ例(親シナリオからデータを継承・1つの参照ID):
親シナリオAで定義したデータ参照ID「data」を、子シナリオBに継承する。継承したデータ参照IDをメモ帳に入力する。また、継承したデータ参照IDの値を変更し、親シナリオAでメモ帳に入力させ、その変更が反映されたことを確認する。
キーボード入力(文字)コマンドでは高度データ参照ID呼び出し機能(${})を利用している。
シナリオ例(親シナリオからデータを継承)の実行結果:
シナリオ例(親シナリオからデータを継承・すべての参照ID):
親シナリオの全てのデータ参照IDを継承し、子シナリオ側でそれらのデータ参照IDをメモ帳に入力する。