【難易度別】おすすめのマーケティング資格15選【初心者から転職まで】
マーケティングは、スキルや習熟度を具体的に示すことは難しいもの。そこで一定の指標として使われるのが「資格」です。
マーケティングの資格には、どのようなものがあるのでしょうか。本記事では、勉強にも転職にも役立つ15の資格を紹介。
マーケティングに必要な「データ分析」「コンテンツ作成」「思考力」など興味のある分野に関する資格を見つけ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせフォームをお探しの方には「Tayori」がおすすめ
無料で簡単にお問い合わせフォームを作成したい方にはカスタマーサポートツール「Tayori」がおすすめです。まずは無料プランからお試しください。
そもそも、マーケティングに関する資格は必要なの?
そもそも、マーケティングに関する資格は必要なのでしょうか。
どんな場面で資格が役立つのかを、資格の難易度や実務経験の有無など、ケースごとに見ていきましょう。
未経験の場合は基礎知識があるアピールにはなる
マーケティング業界未経験の場合や、実務経験がない場合は、資格を取ることで基礎知識があることをアピールできます。
マーケティングの知識や能力は、目に見えず、証明しづらいものです。実務経験や実績があれば、どの程度の能力があるのかも、わかりやすいでしょう。しかし、実績ゼロの場合は、自身の能力を証明する手段がありません。
資格を取ることで、面接官や取引先などに、「このくらいのことはできるんだな」とわかってもらえるでしょう。
難易度の高い資格は転職のときに有利になる可能性もある
ただでさえ、証明することが難しいマーケティング能力。経験や知識が増え、保有スキルの幅が広くなるほど、「どの程度のレベルの人材なのか」を証明するのも難しくなります。
高難易度の資格は、有するスキルの種類やレベルを、客観的に判断する材料となります。転職の際や、営業の際に、有利に働くこともあるでしょう。
初心者におすすめのマーケティング資格11選
まずは、初心者におすすめのマーケティング資格を、11種類紹介します。
マーケティング全般に関わる資格から、データ分析やWebマーケティングなどの専門資格まで、幅広い資格があります。
進みたい分野・業界で役立ちそうなものはないか、探しながら読み進めてください。
1.マーケティング・ビジネス実務検定
マーケティング・ビジネス実務検定は、職種や業種を限定せず、幅広いマーケティングの実務知識があることを証明する資格です。
難易度別に3つの試験があり、公式の試験対策講座・テキストも充実しています。勉強をはじめる「取っ掛かり」としてもおすすめです。
2.マーケティング検定
マーケティング検定は、マーケティングの基礎概念や応用力を、どの程度理解しているか測る資格です。
民間資格でありながら、内閣府からの認定を受けています。2020年11月現在、3級と2級の受付をしています。
3.ネットマーケティング検定
ネットマーケティング検定は、Webでのマーケティングに特化した資格です。
インターネットの特性を理解し、適切なマーケティングを行うための能力を測ります。勉強の過程で、ブランディングやSEO、SEMの知識を身につけられます。
4.Webアナリスト検定
Webアナリスト検定は、データを分析し、Webマーケティングに活かす能力を測る資格です。
主にGoogleアナリティクスを対象とし、初心者の人でも、体系的に学習を進められます。
5.Google Analytics Individual Qualification(GAIQ)
Google Analytics Individual Qualification(GAIQ)は、マーケティング現場で活用されるGoogleアナリティクスを利用する能力を測る資格です。
Googleから認定を受けた資格であり、世界的に通用します。取得後18ヵ月で失効するものの、何度取得しても、受験費用は無料です。
>>Google Analytics Individual Qualification(GAIQ)の公式サイト
6.ウェブ解析士
ウェブ解析士は、Webマーケティングに必要な知識を、幅広く習得できる資格です。
難易度別に3つの試験があり、解析能力はもちろん、マーケティング・コンサルティング・指導スキルなどを身につけていることを証明します。
7.データ解析士
データ解析士は、実践的なデータの解析・活用を学ぶ資格です。4つの単元に分かれており、それぞれの単元を学習しながら、試験を受けて次の単元へと進んでいきます。
「資格取得」というよりは、「カリキュラムの修了証明」に近いものです。
「多変量解析講座」の全単元を修了することで、「データ解析士」の認定資格を受けられます。
8.ネットショップ検定
ネットショップ検定は、ECサイトに関する実務能力を証明する「ネットショップ実務士」の資格を取るための検定です。
3つのレベルに分かれており、ECの実務能力から経営能力までを、身につけられます。
ネットショップ、オンラインストアのマーケティングを行う人にはおすすめの検定です。
9.Google広告認定資格
Google広告認定資格は、Google広告に関する知識や能力を証明する資格です。
Googleが公式に認定する資格であるため、世界的に通用します。Google上のあらゆる広告に関する問題が出題され、YouTubeの動画広告や、データ測定に関する知識も身につけられます。
10.Webライティング能力検定
Webライティング能力検定は、Webマーケティングに必要なライティング能力を、広く身につけられる資格です。
コピー・メール・SEOライティングや、日本語を正しく扱う力、倫理的・法律的に問題ない文章を書く力を身につけられます。2年に1度の更新が必要です。
11.IMA検定
「即実践できる知識を身に着けたい」という方におすすめなのは、IMA検定です。
10年以上マーケティングの現場で活躍をした担当者が、現場で本当に求められているスキルや知識をカリキュラムにまとめているため、学んだ知識は即実践に使えます。
また、移り変わりが早いマーケティング業界では、暗記のスキルよりも検索スキルが必要とし、試験も暗記よりも実務でのスキルを問われます。
より実践的なマーケティングを学びたい人におすすめの資格です。
中・上級者におすすめのマーケティング資格4選
次に、中級者・上級者におすすめのマーケティング資格を紹介します。
より専門性が高くなり難易度も高まりますが、その分、社会的な信頼度も高いため、チャレンジしがいがありますよ。
1.IMA検定
IMA(Internet Marketing Analyst)検定は、Webマーケティングに必要な試験を幅広く学べる検定です。
SEMやSEO、広告やデータ解析などの実務能力を有していることを証明します。公式サイトから過去問題を解いたり、受験前にeラーニングで学習したりできます。
2.統計検定
統計検定は、データを客観的に統計する能力を、証明する資格です。
実務や研究への活用を想定し、基礎から応用まで、細かくレベルが分かれています。資格勉強を通して、体系的に「統計学」を学べる点も魅力です。
3.中小企業診断士
中小企業診断士は、経営知識を幅広く学び、経営者視点での思考を身につけられる検定です。「企業経営理論」の科目にてマーケティングの理論について学びます。
マーティングを行う際には、ただ顧客の要望を取り入れるだけでなく、企業の経営状況や実態から最適なプランを作成する必要があります。また、成長戦略を策定したり、法務的な判断が必要になったり、製造のオペレーションを検討したりなど、経営者的な目線も欠かせません。
現場視点のみから、一歩進んで経営者視点からもマーケティングを行いたい人に、ぜひ挑戦していただきたい資格です。
4.MBA(経営学修士)
MBA(経営学修士)は、経営学を修了したことを証明する資格です。単なる資格試験ではなく、一定の期間授業に通ったり、ディスカッションをしたりする必要があるため、資格試験のために独学をするときよりも、実践的な知識を身につけられるでしょう。
MBAはもともとは大学院に通う必要がありましたが、近年では働きながら勉強を進められるカリキュラムも増えてきました。夜間や休日に勉強したり、eラーニングで少しずつ勉強したり、生活サイクルに合った方法で学べるので、経営者視点からのマーケティングを行いたい方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
資格の勉強を通してマーケティングの理解を深めよう
マーケティングと一口にいっても、業界や職種はさまざま。スキルの内容も、データ分析に関するものからコンテンツ作成に関わるものまで、多岐にわたります。
学ぶことが多い分野だからこそ、自分にとって役立つ知識を、効率よく学ぶ必要があります。
初心者の方にとって資格の勉強は道しるべに。中・上級者の方にとっても自分のスキルの再確認に、それぞれ役立つでしょう。
資格そのものを転職や就職に役立てるというよりは、勉強を通して理解を深めるという感覚を持ち、よりスキルアップを図るために資格取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。
マーケティングにとって重要な顧客からのお問い合わせ内容や顧客の声(VoC)を有効的に活用するためにはカスタマーサポートツール「Tayori」の導入をおすすめします。
フォーム機能を使い、顧客からのお問い合わせを一元管理しマーケティング施策に生かす、アンケート機能で市場調査を行うなど様々な場面でご利用可能です。業務効率化にお役立てください。
Tayoriは、60,000アカウント超えのお客様に導入され、数多くのビジネスを陰で支えています。テンプレートを選べば、お問い合わせフォームが最短1分で作成可能です。無料からご利用いただけます。
>>Tayoriサービス紹介資料のダウンロード【無料】はこちら
また、Tayoriの導入によって業務効率アップができるか、チームでのご利用に最適な有料プラン(プロフェッショナルプラン・スタータープラン)の14日間無料トライアルもぜひ一度体験してみてください。