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デジタルマーケティングとは?7つの施策の種類や、資格までまとめて紹介

デジタルマーケティングの担当者

現代でマーケティングをする際には欠かせない「デジタルマーケティング」。

本記事ではデジタルマーケティングの種類や施策、勉強方法、またWebマーケティングとの違いなど、デジタルマーケティングの基礎知識について解説します。

 

デジタルマーケティングとは現代に欠かせないマーケティング手法

デジタルマーケティングについてなんとなく把握していても、詳しくは把握していない方も多いのではないでしょうか。

まずは、デジタルマーケティングとはどのようなものなのか確認していきましょう。

 

デジタルマーケティングとは

デジタルマーケティングとは、名前の通りデジタルチャネルを利用するマーケティング手法です。

近年ではスマートフォンが普及し、一人一台はインターネットに接続された機器を持っていることが一般的です。また、実際にお店に足を運んで購入するだけでなく、オンラインショッピングをすることも増えていることや、購入前にインターネットで口コミを検索したりするなど、購買するまでにデジタルに触れることがほとんどです。

特にコロナ禍では、店舗へ訪問することができなかったり、化粧品のテスターが使えなくなったりと、オフラインでの体験が難しくなったため、デジタルマーケティングの重要性が高まりました。

また今後も、デジタル市場は発達していくとみられるため、デジタルマーケティングの重要性はより高まっていくといえるでしょう。

 

Webマーケティングとの違い

デジタルマーケティングと、Webマーケティングの違いについて気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

Webマーケティングは、デジタルマーケティングの一種。「Webサイト」に特化したマーケティングを「Webマーケティング」と呼びます。

 

デジタルマーケティングの7つの種類・施策

デジタルマーケティングの施策

デジタルマーケティングには、Webマーケティング以外にも様々な施策・種類があります。今回は、主なデジタルマーケティングの手法を7つ確認していきましょう。

1.Webサイトの作成

デジタルマーケティングの施策としてまず挙がるのは「Webサイトの作成」です。

製品やサービスの公式Webサイトを作成し、ブランドの成り立ちやコンセプトをユーザーに共有。ユーザーが製品・サービスを購入する後押しをすることがポイントです。

WebサイトのUI・UXを整えたり、サイト内の行動を分析することで、ユーザーが気になっているポイントや、注目している部分を把握できるなど、ユーザー理解にも繋がります。

関連記事:まだ遅くない!オウンドメディアを活用してロイヤリティを高めよう

 

2.SEO対策

Webサイトを多くの人に見てもらえるようにするために行う「SEO対策」もデジタルマーケティングの一種です。

SEO対策とは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略。検索結果で上位表示するために必要な施策のことです。

例えばハーブティーを販売している場合、「ハーブティー」と検索されたときに自社のWebサイトが1位に表示される場合と、2ページ目以降に表示された場合を考えてみてください。当然、1番目に表示されたほうが、多くのユーザーを集めることができます。

また、自ら検索をしているユーザーは、「その商品を欲しいと思っている可能性が高い」ユーザーでもあり、CV(購入)しやすいともいえるでしょう。

ただ、Webサイトを作っただけで、顧客になり得るユーザーに見てもらえなければ意味がありません。多くの人に存在を知ってもらうためにも、SEO対策は必須だといえるでしょう。

 

3.ブログやオウンドメディアでのコンテンツマーケティング

ブログやオウンドメディアを始めとしたコンテンツマーケティングも欠かせません。

コンテンツマーケティングとは、顧客に価値がある情報を提供して、信頼を得たり、購買意欲を高めたりするマーケティング手法です。

商品やサービスを販売したいあまり、自分たちが伝えたいことばかり一方的に伝えるのでは、顧客の心を掴むことはできません。

アピールポイントを伝えたり、SEOを意識してコンテンツを作ることも大切ですが、ユーザーが知りたい内容を共有し、ブランドや製品にこめた「想い」をユーザーに伝えるためのメッセージを発信してみてはいかがでしょうか。

関連記事:コンテンツマーケティングをまるごと解説!絶対におえておきたい3つの基本

 

4.動画を含むデジタル広告

SEO対策やコンテンツマーケティングは、予算を使わずに行うマーケティング(オーガニックマーケティング)です。

オーガニックマーケティングは、コンテンツを作成する以外に費用はかかりませんが、結果が出るまでに時間がかかることもあります。

早くに効果を出したい場合は、広告も一案です。では、デジタル広告にはどのようなどのような種類があるのではしょうか。

 

リスティング広告

検索結果で上位表示される「リスティング広告」。検索連動型広告とも呼ばれ、設定したキーワードで上位表示され、1クリックごとに費用が発生します。

「保湿美容液」を販売している場合、「保湿美容液」「美容液」などと商品と関連性が高いキーワードや、購買意欲が高いと考えられるキーワードを調べたときに上位に表示させるための広告です。

人気のキーワードは、1クリックされるごとの費用も高額になります。

 

PPC広告

クリックされた際に費用が発生する広告は、PPC(Pay Per Click)広告とも呼ばれます。

上記で紹介したリスティング広告以外にも、ディスプレイ広告などもPPC広告広告の一種です。

その他、掲載する際に費用がかかるインプレッション型広告、広告の枠や期間が決まっている枠掲載型広告、アフィリエイト広告に代表される購入後に広告費を支払うものは成果報酬型広告ともいわれます。

 

ネイティブ広告

これまで紹介してきた広告は、「広告だと一目でわかるもの」でした。一方、既存メディアのコンテンツに溶け込ませて、一目では広告だとわからない広告のことを「ネイティブ広告」とよびます。

広告を掲載させるメディアのデザインが掲載媒体に溶け込んでいるだけでなく、広告から得られる体験も掲載媒体と同様であることを目指します。

広告でありながら、広告を見たユーザーにとって有益な体験を提供することが大きな特徴です。

 

リターゲティング広告

一度商品に興味を持ったユーザーに再度アピールするためには、リターゲティング広告が有益です。

一度Webサイトに訪れたユーザーは、サービスや商品に対しての興味を持っているため、CV(購入・契約)しやすい人だといえます。しかし、そのユーザーの9割はサイトを離脱しています。

リターゲティング広告は、cookieデータやタグを利用して、一度訪問したユーザーが別の媒体を見ているときに、その媒体の広告枠に自社の広告を表示させることができます。

リピーターを誘致できるため費用対効果が高い広告ではありますが、ユーザーに「しつこい」と思われてしまう可能性もあるので、表示させる頻度(フリークエンシー)を検討し、運用することに注意しましょう。

 

アフィリエイト

アフィリエイト広告は、成果報酬型の広告です。広告が掲載されたときに費用が発生するのではなく、「資料請求」「商品の購入」などのアクションを完了した際に広告費が発生します。

アクションを達成した際にのみ費用がかかるのは費用対効果がよいと考えられますが、アフィリエイトのシステムを提供しているASPの固定費がかかることや、掲載されるサイトや内容の精査が必要なことなど手間がかかることも覚えておきましょう。

 

5.メールマガジン

すでに会員登録をしているユーザーや、顧客に対してアプローチする場合には、メールマガジンを通して関係を作っていくこともおすすめです。

あらかじめ内容を段階ごとに準備したメールを、一定の期間順に配信していくことを「ステップメール」とも呼びます。

見込み顧客に対して有益な情報を送信することで、購買意欲を促進させることが可能です。

 

6.SNS

今や、SNSは生活に欠かせないコミュニケーションツールとなっています。

ユーザーと接点を作ったり、コミュニケーションを取ったり、顧客のリアルな声を知るために公式SNSを運用する企業も増えています。

公式サイトでは発信していない裏側をSNSで発信して、ファンを増やすためにも効果的です。

関連記事:Twitter初心者が企業公式アカウントを2ヶ月間運用してみた結果

 

7.MEO対策

実店舗を運用している場合は、MEO対策も必要です。

MEO対策とは、Map Engine Optimizationの略。主にGoogleの地図エンジンの最適化のことを指し、海外では「ローカルSEO」とも呼ばれることもあります。

Googleの調査では、ローカル検索をしている人の41%が検索後24時間以内に店舗訪問しているおとや、お店を探すときには、44%の人がGoogleMapを利用していると言われています。

MEO対策を行い、「地名+◯◯」と調べた際に地図エンジンで上位表示されることは、顧客獲得のための重要なポイントとなります。

関連記事:MEO対策は何から始める?5つの方法・費用などの基礎知識を確認しよう

 

体系的に学びたい人におすすめ!デジタルマーケティングに関する資格

デジタルマーケティングの代表的な手法を紹介しました。「思っていたよりも種類が多い」「できることがたくさんありそう」と思った方も多いのではないでしょうか。

デジタルマーケティングは、市場と顧客に対しての理解が必要なことや、次々と新しい手法が出てきているため、日々学習してキャッチアップすることが大切です。

これから体系的にデジタルマーケティングを学びたい人は、資格取得の勉強を通して一通りの内容を学ぶことができるでしょう。

 

ウェブ解析士

ウェブ解析士のサイトTOPページ

出典:ウェブ解析士協会

デジタルマーケティング知識・スキルの取得に役立つのは「ウェブ解析士」の資格が役に立ちます。

毎年アップデートされる公式のテキストは、最新のデジタルマーケティングに関する知識が体系的にまとまっています。ウェブマーケティングに特化しているため、デジタルマーケティングの専門知識を取得したい方にはおすすめです。

運用する際に欠かせない数字の見方や分析方法まで詳細に学べるので、実践に役立つでしょう。

 

マーケティング・ビジネス実務検定

マーケティング・ビジネス実務検定のサイトTOPページ

出典:マーケティング・ビジネス実務検定

デジタルに関わらず、マーケティングに関する知識・スキルを取得したい方は「マーケティング・ビジネス実務検定」の資格もおすすめです。

A〜C級まであり、C級はマーケティングに興味がある大学生からでも始められる内容となっているため、基礎から学びたい人も、学習しやすい内容となっています。

 

デジタルマーケティングにTayoriを活用しよう

デジタルマーケティングをする際に必要なことは「データの取得」と「分析」です。

施策の効果があったのかを判断するためには、ユーザーの行動データを計測し、分析することが欠かせません。

「お客様の満足度を知りたい」「NPS測定を行いたい」という場合は、クラウド情報整理ツール「Tayori」が役に立ちます。直観的にお問い合わせフォームアンケートが作成できますので、ユーザーに合わせたフォームやアンケートの準備も可能です。

>>お問い合わせフォーム作成画面(サンプル)を確認する

Tayoriのフォーム編集画面

関連記事:NPS®とは?顧客満足度との違いや調査・計算方法まで解説

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