SEMとは?SEO・リスティング広告との違いや手法について解説
Webマーケティングの重要性が高まり続ける中、「SEM」という言葉を目にすることが増えました。「SEOは知ってるけど、SEMって何?」という人も多いでしょう。
本記事では、検索エンジンマーケティングといわれるSEMについてわかりやすく解説。SEOやリスティング広告との違いもお伝えします。
SEM(検索エンジンマーケティング)とは?
SEMとは、Search Engine Marketing(検索エンジンマーケティング)の略称です。GoogleやYahoo! JAPANなどの検索エンジン上で行うマーケティングを総称して、SEMと呼びます。
Webマーケティングを進めるうえで耳にする「SEO」も「リスティング広告」も、SEMの一環です。「SEM=SEO+リスティング広告」と考えると、わかりやすいでしょう。
SEOとは?
SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略称。特定の検索キーワードに対し、より良いコンテンツを作ることで、Webサイトを、検索結果の上位表示を目指します。
専門的な知識が必要なことや、効果が出るまでに時間がかかるなどの特徴はありますが、検索エンジンで上位表示されることで、特定のキーワードに関心を持ったユーザーに自社のコンテンツを届けられるため、多くの企業が取り組んでいる施策です。
SEOについてきちんと知りたい方、具体的にどんなことをするのか気になる方は、こちらの記事もぜひお読みください。SEOのメリットやテクニックについて、幅広くお伝えしています。
参考記事:【SEO対策の基本知識】初心者が知っておきたいSEO対策の考え方・10のテクニック・注意点
リスティング広告とは?
リスティング広告とは、検索結果の上や下に表示される広告のこと。Webページのタイトル右上に「広告」と表示されているものが、リスティング広告です。
リスティング広告はクリック率こそ低いものの、狙ったターゲットに、短時間で確実に広告を届けられます。
リスティング広告のメリットや、SEOとの違いを知りたい方は、こちらの記事もぜひお読みください。具体的な広告運用費まで、わかりやすくお伝えしています。
参考記事:【リスティング広告の基本知識】初心者が知っておきたい内容・運用方法・効果とは?
SEOとSEMの違いとは?
SEOとSEMの違いは、「リスティング広告を含むか、含まないか」にあります。
「SEM=SEO+リスティング広告」とお伝えしたように、「SEMに取り組む」となれば、必然的にSEOにも取り組むことになります。リスティング広告は出さず、SEOだけに取り組む場合は、SEMに取り組んでいることにはなりません。
SEOとリスティング広告の違いとは?
SEOとリスティング広告の違いは、表示したいWebページを広告として表示するか、検索結果として表示するかにあります。
SEOでWebページを上位表示させるには、それなりのスキルとリソースが必要です。また、どんなに良い施策を施しても、結果が出るまでには最短でも3ヵ月程度と、ある程度の時間がかかるでしょう。一方、リスティング広告は広告費こそかかるものの、短時間で確実に上位表示を狙えます。
ただし、インターネットに慣れたユーザーは、リスティング広告をクリックしない傾向にあります。一目見て「これは広告だな」とわかるため、よほど興味を引けなければ、避けられれてしまうデメリットもあります。
自社の商材やターゲットにあわせて使い分ける必要があることを覚えておきましょう。
SEM=SEO+リスティング広告
インターネット通信の高速化やSNSのさらなる普及により、Webマーケティングの重要性は、ますます高まっています。
今後は「SEOだけ」「リスティング広告だけ」でなく、「SEO+リスティング広告」の運用、つまりSEMへの取り組みが重要になっていくでしょう。
まずは、自社のリソースや目的を確認することから始めてください。リスティング広告で短期的な成果を狙いながら、時間のかかるSEOに、少しずつ取り組むのもいいでしょう。
また、SEMを行い、自社サイトに誘導したユーザーを確実に顧客に変える取り組みも必要です。
例えば、問い合わせへの導線をスムーズにしたり、よくある質問を設置して疑問を解決しやすくしたりすることでユーザビリティが向上し、コンバージョンに繋がりやすくなるでしょう。
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