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入力フォームとは?作り方やデザイン、CVRを高めるためのポイントを解説

入力フォーム

問い合わせや、情報収集のために「入力フォーム」はよく活用されます。

入力フォームはどのように作成するのがいいのでしょうか。また、回答率を高めるためにはどのようなポイントがあるのでしょうか。

今回は初めて入力フォームを作る人に、知っておいて欲しい基礎知識を紹介します。

 

入力フォームとは?

入力フォームとは、ユーザーが必要な情報を入力し、送信するための入力画面のことです。指定された内容を、指定された形式通りに入力をし、必須項目を埋めることで送信可能となります。

入力する内容や形式が指定されているので、企業が回答に必要な情報を過不足なく伝えられます。求める形式で情報収集できるためデータの利用がしやすいこともメリットです。

 

入力フォームの作り方

入力フォームの作り方は「ツールの利用」「制作会社」「コーディング」の主に3つの方法があります。それぞれの詳細について確認していきましょう。

入力フォーム作成ツールを利用する

入力フォームを作るときに一番おすすめの方法は、「Tayori」をはじめとする入力フォーム作成ツールを利用することです。

入力フォーム作成ツールは、入力フォームに必要な機能が備えられているだけではなく、特別な知識がなくても簡単にスムーズに作成できることがメリットです。

また、無料から利用できるものも多く、導入コストがかからないことも嬉しいポイントだといえるでしょう。

制作会社に依頼する

入力フォーム作成ツールだけでは対応できない、複雑なフォームを作成したい場合や、技術的に不安がある場合は制作会社に依頼することも検討します。

入力フォームの自由度はツールの利用時と比較して上がりますが、コストや制作時間がかかることに注意しましょう。

自力でコーディングを行う

コーディングができる場合は、自力で作成することも一案です。ただし、イチからデザインをしてコーディングするのは、時間がかかってしまうため、簡単に作成したい場合はツールと組み合わせて作成するのもよいでしょう。

 

CVRが高い入力フォームを作るための3つのポイント

入力フォームのCVRを高めるためには、以下の3つのポイントを押させることが重要です。

ポイント1.入力フォームを作成する目的を明確にする

ポイント2.見込みユーザーの使用環境に合わせたフォームを作成する

ポイント3.収集した情報を活用する方法を検討する

それぞれの詳細について解説します。

ポイント1.入力フォームを作成する目的を明確にする

入力フォームのを設置するには何かしらの目的があるはずです。どのような目的でフォームを活用するのかをまず明確にしておきましょう。

目的を明確にしておくことで、目的を達成できる必要な入力項目を検討できるようになります。

ポイント2.見込みユーザーの使用環境に合わせたフォームを作成する

入力フォームは回答するユーザーの使用環境に合わせて作成することで、ユーザビリティを高められます。

SP(スマートフォン)やタブレット、PCなど様々なデバイスからの利用が想定される場合は特に、レスポンシブデザインに対応したフォームを作成することが求められます。

また、入力フォームを掲載するページのデザインなどに凝りすぎて、読み込みスピードが遅くなるのはNG。回答者がストレスなく使えるようなスピードに調節してください。

ポイント3.収集した情報を活用する方法を検討する

入力フォームを作成するときには、どのような項目を準備するのか迷う人も多いでしょう。重要なのは、収集した情報を活用する方法を検討することです。

問い合わせの場合は、問い合わせの回答に必要な情報を過不足なく入手することでスムーズに回答できます。

入力項目が多すぎるとユーザーはストレスを感じやすく、回答率も下がってしまいます。必要最低限の項目に絞りつつ、最低限必要な内容は得られるように検討しましょう。

入力フォームを作成・デザインする際のポイント

入力フォームを作成するときには、ユーザーが快適に入力できるように、デザインやレイアウトにも注意が必要です。ここでは、入力フォームを作成・デザインする際のポイントを6つ紹介します。

入力項目は最小限にする

入力フォームの目的は、ユーザーから必要な情報を収集することです。しかし、入力項目が多すぎると、ユーザーは面倒に感じて離脱してしまう可能性があります。また、個人情報や機密情報を求められると、ユーザーは不安や不信感を抱くかもしれません。そのため、入力フォームでは必要最低限の項目だけを設定し、余分な情報は後から別の方法で取得するようにしましょう。

必須項目と任意項目をわかりやすくする

入力フォームでは、必須項目と任意項目を明確に区別することが重要です。必須項目は、入力しないとフォームが送信できない項目です。任意項目は、入力しなくてもフォームが送信できる項目です。必須項目と任意項目をわかりやすくする方法としては、以下のようなものがあります。

– 必須項目には「必須」や「*」などのマークを付ける
– 任意項目には「任意」や「(省略可)」などの表記を付ける
– 必須項目と任意項目の色やサイズを変える
– 必須項目と任意項目をグループ化して区切る

これらの方法を用いることで、ユーザーは入力すべき項目を一目で把握できるようになります。

入力フォームは見やすい位置に配置する

入力フォームは、ウェブサイトの中でも見やすい位置に配置することが望ましいです。一般的には、ウェブサイトの上部や中央部にある方が、ユーザーの視線に入りやすくなります。また、入力フォームの周囲に余白を設けることで、ユーザーの集中力を高めることができます。余白が少ないと、入力フォームが他の要素と混ざって見えてしまい、ユーザーはストレスを感じるかもしれません。

選択しやすい入力方式を設定する

入力フォームでは、テキストボックスやプルダウンメニューなど、様々な入力方式があります。これらの入力方式は、それぞれにメリットやデメリットがあります。例えば、テキストボックスは自由度が高い反面、タイプミスや書式エラーが起こりやすいです。プルダウンメニューは操作性が高い反面、選択肢が多すぎると見づらくなります。入力フォームを作成するときには、入力項目の内容やユーザーの利便性に合わせて、適切な入力方式を選択しましょう。

エラーはわかりやすく表示する

入力フォームでは、ユーザーが入力した内容にエラーがある場合、それをわかりやすく表示することが必要です。エラーの表示方法としては、以下のようなものがあります。

– エラーのある項目に赤色や太字などで目立たせる
– エラーの内容や修正方法を具体的に説明する
– エラーのある項目にフォーカスを当てる
– エラーのある項目を一覧で表示する

これらの方法を用いることで、ユーザーはエラーを素早く修正できるようになります。

スマホの入力に対応させる

現代では、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でウェブサイトを閲覧する人が増えています。そのため、入力フォームもモバイル端末で快適に入力できるように対応させることが重要です。モバイル端末で入力フォームを作成するときには、以下のような点に注意しましょう。

– 入力フォームのサイズや位置をモバイル端末の画面サイズに合わせる
– 入力フォームの文字サイズやボタンサイズを大きめにする
– 入力フォームの項目数や文字数を少なめにする
– 入力フォームの種類に応じてキーボードの種類を変える(例:メールアドレスなら@マークが出るキーボード)
– 入力フォームにオートコンプリートやオートコレクトなどの機能を付ける

これらの方法を用いることで、モバイル端末で入力フォームを操作するユーザーも満足させることができます。

入力フォームのデザイン例

入力フォームは、ユーザーが使いやすく、安心感を持ってもらえるUIに設計することがポイントです。

入力フォーム作成ツールでは、デザインのテンプレートがあるため、そのまま活用できます。

様々な入力フォームのデザインをチェックしたい方は、以下のURLから参照ください。

参考:https://tayori.com/feature/form/examples/

 

入力フォームを作成するときに知っておきたい用語集

入力フォームを作成するときに、作成ツールで出てくる頻出用語について解説します。

CVR

CVRとは、コンバージョン率のこと。Conversion Rate(コンバージョンレート)を略してCVRとされています。

入力フォームの送信を「コンバージョン(成果)」とした場合、入力フォームを見た人のうちフォームに入力し、送信までしてくれた人の割合を指します。

入力フォームのCVRは30%が平均的だと言われています。

関連記事:CVR30%以下の入力フォームを改善する13の方法

EFO

EFOとは、入力フォームを最適化することです。

ユーザーがストレスなく回答するために、項目入力時のアシストや、エラーのリアルタイム通知、住所の自動入力などを検討します。

関連記事:EFOとは?入力フォーム最適化とツールを導入する5つのポイントを解説

CTA

CTAとは、行動喚起のこと。Call To Action(コールトゥアクション)の略です。

ユーザーにとってもらいたい行動を促すことを指します。

レスポンシブ

レスポンシブとは、主に「レスポンシブデザイン」として使われる単語。スマートフォン・タブレット・PCなど、画面サイズの異なるデバイスからのアクセスに対して、それぞれのデバイスの幅にあわせてレイアウトを変更して表示させることを指します。

レスポンシブデザインにすることで、回答者のユーザビリティが向上します。

プレースホルダテキスト

プレースホルダテキストとは、入力フォームのテキストボックスの中に、回答例として入力しているテキストのことを指します。

ユーザーがどのような内容を回答したらいいのかイメージしやすくする効果があります。

プルダウン

プルダウンとは、決められた選択肢の中から、回答をひとつ選ばせる表示方法です。入力するセルをクリックすると選択肢が表示されるデザインが一般的です。

テキストボックス

テキストボックスとは、文字を入力するための領域のことです。

ラジオボタン

ラジオボタンとは、複数の選択肢を表示させ、ひとつを選んでもらうときに使われるフォームの形式です。選択をすると、◯部分が◉と表示されます。

チェックボックス

チェックボックスとは、選択肢に「✓」マークを入れられるグラフィックのことを指します。複数の選択肢から複数の回答を選ぶときに使われやすいです。

埋め込み型

入力フォームを作成するときに、入力フォームのページを別途作成するのではなく、既存のページにフォームを挿入する場合は、「埋め込む / 埋め込み型のフォーム」と言います。

 

入力フォームを作成するときに知っておきたいこと

入力フォームを作成するときには、効率的に作成したあと、継続的に運用していくことが求められます。最後に、入力フォームの運用について知っておいて欲しいことを紹介します。

デザインや選択肢はテンプレートを活用する

入力フォームをイチから作成しようとすると、「デザインはどうしようかな」「選択肢はどのような形式がいいのかな」など悩み、手が止まってしまうこともあるでしょう。

スムーズに作成するためには、デザインや選択肢はテンプレートを活用するのがおすすめです。

Tayori」を始めとする入力フォーム作成ツールでは予め、使用目的に合わせたテンプレートが設定されているため、ぜひ活用してください。

入力フォームを最適化させる

入力フォームの項目についてじっくり検討して作成したとしても、運用してから過不足に気づくことも多いです。時間が経つと運用方法が変更され、必要な項目が変更になることもあるでしょう。

一度入力フォームを作成したら終わりではなく運用しながら最適化していきましょう。

参考:お問い合わせフォームを即改善する10の施策とポイントを解説

データを収集して分析

入力フォームの回答率が悪かったり、他のページに遷移されていたりなどすると、対策が必要です。
入力フォームツールでは、ユーザーから情報を収集するだけでなく、ユーザーの行動や傾向も把握できます。データを収集して分析し、ユーザーの行動に合わせて導線を見直すなどして対策をしましょう。

無料で優れたUI・デザインの入力フォームを作成するならTayori

UIの整った入力フォームを簡単に作成したい人は、株式会社PR TIMESが運営する「カスタマーサポートツールTayori」がおすすめです。

Tayoriなら、プログラミングの知識がなくても、直感的に操作が可能。もちろんUIに優れた入力フォームを簡単に作成できます。

ロゴの設定や、コーポレートカラーへの変更など、デザインの自由度も高いのが特徴です。

また、様々な用途にあわせたテンプレートも充実しているので、導入してすぐにフォームを開設できます。初めてフォームを作成する人でも、必要な項目の抜け漏れも少なくなるでしょう。

さらに、入力フォームの回答ごとに、対応済みや未対応などのステータスを設定できるので、対応漏れも防げます。

簡単に高クオリティの入力フォームを作成したい方は、無料からでも使えるTayoriを試してみてはいかがでしょうか。

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