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AIDMA(アイドマ)の法則とは?意味・具体例からカスタマーサポートとの関係までわかりやすく解説

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この記事でわかること
・AIDMAの法則の意味と5段階の流れ
・AIDMAの具体的な活用シーン(BtoBサービスの購買行動例)
・AISAS・AISCEAS・AIDCASとの違い(比較表)
・AIDMAとカスタマーサポート・顧客体験のつながり
・現代のマーケティングで押さえるべきポイント

マーケティングの基本フレームワークとして知られる「AIDMA(アイドマ)の法則」。AIDMAは現代でも十分に通用する購買心理モデルであり、マーケティングだけでなくカスタマーサポートや顧客体験(CX)の設計にも深く関わっています。

本記事では、AIDMAの基本概念や具体例、最新フレームワークとの比較からCSにおける活用法までわかりやすく解説します。

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【目次】

  1. AIDMA(アイドマ)の法則とは?意味をわかりやすく解説
  2. AIDMA(アイドマ)の法則の具体例|BtoBサービス導入のシナリオ
  3. AIDMA以外のマーケティングフレームワークとの違いは?AISAS・AISCEAS・AIDCASを比較
  4. AIDMA(アイドマ)の法則は古い?現代でも通用する理由
  5. AIDMAとカスタマーサポート・顧客体験のつながりとは?
  6. 最新フレームワークで重視される「顧客満足度」とは?
  7. よくある質問
  8. まとめ

AIDMA(アイドマ)の法則とは?意味をわかりやすく解説

【この章の要点】
AIDMA(アイドマ)は「Attention(注意)→Interest(興味)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)」の頭文字を取った、消費者の購買行動プロセスを示すフレームワーク。古くからマーケティングの基本モデルとして使われている。

AIDMAは消費者の購買行動を示した5段階モデル

AIDMA(アイドマ)の法則とは、消費者が商品やサービスを知り、最終的に購入・契約に至るまでの心理的プロセスを5つの段階に分類したフレームワークです。

消費者は商品を購入する際、無意識のうちに「認知」から「行動」へと段階を踏んで心理を変化させています。AIDMAの意味や各プロセスの動きを理解することで、ターゲットの購買フェーズに合わせた最適なアプローチが可能になります。

5段階それぞれの意味と具体的なアクション

AIDMAの各段階における消費者の状態と、企業が取るべき具体的な施策は以下の通りです。

段階 頭文字の意味 消費者の状態 企業が行うべきこと
Attention 注意・注目 商品やサービスの存在を知る 広告・PR・SNSで認知を獲得する
Interest 興味関心 「気になる」「自分に関係がある」と思う 商品の魅力・独自性・機能を伝える
Desire 欲求 「欲しい」「使ってみたい」と思う 導入・利用後の変化(ベネフィット)を具体化する
Memory 記憶 欲求を保持・比較検討する リマインド配信やコンテンツで記憶を想起・定着させる
Action 行動・購入 購入・契約・問い合わせを行う 購入・契約のハードルを下げ、行動のきっかけを与える

Attention:注意・注目

消費者が購買に至る最初のステップは「認知」です。どんなに優れていても、存在を知られていなければ選ばれることはありません。Web広告やテレビCM、プレスリリースなどを通じて認知を獲得します。

Interest:興味関心

認知した商品に対して「自分に関係がある」「おもしろそうだ」と興味を持ってもらう段階です。他社製品との違いや自社特有の強み、具体的な機能を提示して興味を引き込みます。

Desire:欲求

興味を持った状態から「実際に手に入れたい」という欲求へ引き上げます。商品を購入した後にどのような良い変化(ベネフィット)があるかをイメージさせることが重要です。

Memory:記憶

「欲しい」と感じても、その場ですぐに購入しないケースは多々あります。心理学者のヘルマン・エビングハウスが提唱した「忘却曲線」が示す通り、人は時間の経過とともに記憶が薄れます。購入検討期間中に忘れられないよう、メルマガ配信やリターゲティング広告などで記憶をつなぎ止める施策が求められます。

Action:行動・購入

最終段階として、実際の購入や契約といったアクションを後押しします。「期間限定キャンペーン」や「無料資料請求」などの導入口を用意し、行動へのきっかけと後押しを提供します。

AIDMA(アイドマ)の法則の具体例|BtoBサービス導入のシナリオ

【この章の要点】
AIDMAは「認知段階」「感情段階」「行動段階」の3つに大別できる。BtoBサービスの導入プロセスに当てはめると、広告接触から資料請求、契約に至るまでの流れが具体的にイメージできる。

AIDMAの具体例として、ある企業がBtoBの業務効率化ツールを導入するシナリオを「認知段階」「感情段階」「行動段階」の3つに分けて見ていきましょう。

認知段階:注意・注目(広告・PRとの接触)

・具体例担当者のAさんは、移動中のタクシー内で流れるCM広告で業務効率化ツールの存在を目にしました。

購買活動の起点となるのがこの認知段階です。この時点では「そういったツールがあるのか」と認知したレベルですが、選択肢の土台に乗せるために不可欠なステップとなります。

感情段階:興味関心・欲求・記憶(資料請求・比較検討に至るまで)

・具体例自社の課題解決に役立ちそうだと興味を持ったAさんは、ツール名をスマートフォンで検索してサービスサイトを訪問。詳細な機能や導入事例を見て「自社でも使ってみたい」と欲求が高まり、ホワイトペーパーやサービス資料をダウンロード請求しました。その後、社内検討の間もツールについての記憶が保持されます。

ターゲットの感情を動かし、購買意欲を高める段階です。資料請求やサービスサイトでの問い合わせといった顧客接点(接客ポイント)が発生するタイミングであり、検討離脱を防ぐ工夫が求められます。

行動段階:行動・購入(個別相談から契約まで)

・具体例送られてきたサービス資料を読んだAさんは、さらに詳細な提案を受けるためにオンライン個別相談を申し込みました。営業担当者から導入手順や自社向けカスタマイズの具体的な説明を受け、最終的に正式契約を行いました。

検討から契約へと行動に移す段階です。個別相談での疑問解消や契約手続きのスムーズさが、最終的な意思決定の決め手となります。

AIDMA以外のマーケティングフレームワークとの違いは?AISAS・AISCEAS・AIDCASを比較

【この章の要点】
AIDMAから派生したAISAS・AISCEAS・AIDCASは、インターネットでの「検索」「比較検討」「共有」「満足」といった要素を加えたモデル。時代に合わせてAIDMAを拡張したものと捉えるとよい。

時代の変化やデジタルの普及に伴い、AIDMAの基本概念をベースとした多様な購買行動モデルが登場しています。それぞれの違いを整理した比較表は以下の通りです。

フレームワーク 構成要素 AIDMAとの違い・特徴
AIDMA Attention → Interest → Desire → Memory → Action 購買行動の基本モデル。オフラインからBtoBまで幅広く適応
AISAS Attention → Interest → Search → Action → Share 「検索(Search)」と「共有(Share)」を追加。SNS・Web時代向け
AISCEAS Attention → Interest → Search → Comparison → Examination → Action → Share 「比較(Comparison)」「検討(Examination)」を追加。EC・比較サイト時代向け
AIDCAS Attention → Interest → Desire → Conviction → Action → Satisfaction 「確信(Conviction)」「満足(Satisfaction)」を追加。購入後のサポートやサクセス重視

AISAS(アイサス)とは?AIDMAとの違い

AISASは電通が提唱した、インターネット時代の購買行動モデルです。「Search(検索)」と「Share(SNSや口コミでの共有)」が組み込まれている点がAIDMAとの大きな違いです。

AISCEAS(アイセアス)とは?比較・検討ステップが加わったモデル

AISCEASは、AISASに「Comparison(比較)」と「Examination(検討)」を加えたモデルです。購入前に他社製品やレビューサイトで入念に比較検討する現代の購買者行動をより正確に表しています。

AIDCAS(アイドカス)とは?満足度を重視した最新モデル

AIDCASは、行動のあとに「Satisfaction(満足)」を置くモデルです。「売って終わり」ではなく、購入後の体験やサポートを通じて顧客満足度(CS)を高める考え方は、現代のカスタマーサクセスの思想と強く結びついています。

AIDMA(アイドマ)の法則は古い?現代でも通用する理由

【この章の要点】
AIDMAは古典的なモデルだが、消費者の基本的な購買心理の流れは今も変わっていない。AISASなど派生モデルもAIDMAをベースにしているため、まずAIDMAを理解した上で他モデルを併用するのが実践的。

「AIDMAの法則はもう古い」と言われることもありますが、現代でもマーケティングの基礎として強力に機能します。

検索やSNS共有が当たり前になった現代においても、「認知し、興味を持ち、欲しくなり、行動する」という購買行動の根底にある心理変化は変わりません。派生モデルを使いこなすためにも、まずAIDMAの基本ロジックを押さえておくことが重要です。既存顧客に対する追加提案やリピート施策を検討する際は、アップセル・クロスセルの意味や具体例・施策を併せて理解しておくと、段階的なアプローチが組み立てやすくなります。

AIDMAとカスタマーサポート・顧客体験のつながりとは?

【この章の要点】
AIDMAのMemory〜Action、そしてAction後の「満足」の段階では、問い合わせ対応やFAQといったカスタマーサポートの品質が離脱・解約を左右する。購買行動モデルは「売って終わり」ではなく、CSと連動させて考える必要がある。

AIDMAは一見マーケティング部門向けの理論に見えますが、実は「カスタマーサポート(CS)」や「顧客体験(CX)」の設計と密接にリンクしています。

なぜAIDMAだけでは不十分なのか?離脱が起こりやすいポイント

AIDMAのモデルにおいて、特にユーザーの離脱が発生しやすいのは以下の2つのタイミングです。

・Memory(記憶)段階での離脱疑問や不安(仕様・料金・導入サポートなど)が残ったままだと検討が長引き、購買欲求が薄れて離脱してしまいます。

・Action(行動)段階での離脱購入や資料請求を行おうとした際に、問い合わせ窓口がわかりづらい、フォームの入力項目が多く手間がかかるなどのストレスがあると、離脱の原因になります。入力環境の改善についてはフォーム離脱率の改善方法とEFO(入力フォーム最適化)の重要性も参考にしてみてください。

Memory〜Action段階での離脱を防ぐカスタマーサポートの役割

検討フェーズにおける離脱を防ぐためには、カスタマーサポート体制の整備が欠かせません。

・よくある質問(FAQ)の整備検討中のユーザーが疑問を自己解決できるようにFAQサイトを準備する。

・迅速な問い合わせ対応フォームやチャットによる対応スピードを上げることで、購買意欲が高まっている瞬間を逃さず後押しする。

購入後の「満足」がリピート・紹介を生む(AIDCASとの接続)

Action(購入・契約)に至った後の手厚いサポートは、AIDCASで重視される「Satisfaction(満足)」を生み出します。契約後のフォロー品質を高めることが、LTV(顧客生涯価値)の向上や口コミによる紹介拡大へと繋がっていきます。

Tayoriを使った顧客接点管理の具体例

マーケティングからサポートへのつなぎ込みや顧客接点の管理には、カスタマーサポートツール「Tayori」の活用が有効です。

Before(顧客接点が分散している課題)

問い合わせ対応がメールや電話に分散し、検討中の顧客からの質問に迅速に返答できない。

Webサイト上にFAQ機能が準備されておらず、検討段階のユーザーが疑問を解消できないまま離脱する。

After(Tayoriによる解決策)

フォーム機能で問い合わせを一元管理し、チーム全体で迅速な初期対応と対応漏れ防止を実現。

AIチャットボット機能やFAQを設置し、ユーザーの疑問をその場で即座に解決して検討離脱を防止。

契約後のサポート窓口も共通化し、一貫した顧客体験を提供して満足度を向上。

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最新フレームワークで重視される「顧客満足度」とは?

【この章の要点】
AISAS・AISCEAS・AIDCASなど新しいフレームワークほど「検索」「比較」に加えて「満足」「共有」が重視されている。これはビジネスモデルが売り切り型から継続利用型へ変化したことの表れであり、顧客満足度向上の起点はカスタマーサポート体制の構築にある。

近年、サブスクリプション型サービスやSaaSなどのビジネスモデルが一般化したことで、1回限りの売り切りではなく「長期的な契約・利用の継続」がビジネスの成長を左右するようになりました。サブスク型モデルの基本についてはサブスクリプションと定額制の違いでも詳しく紹介しています。

継続利用を促し、ポジティブな口コミや共有(Share)を生み出す鍵となるのが顧客満足度(CS)の向上です。その満足度を支える基盤として、問い合わせフォームやFAQ、アンケート機能を備えたカスタマーサポート体制の構築が重視されています。

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よくある質問

AIDMAとは何ですか?わかりやすく教えてください。

消費者が商品を知ってから購入に至るまでの心理的プロセスを「Attention(注意)」「Interest(興味)」「Desire(欲求)」「Memory(記憶)」「Action(行動)」の5つの段階で表したマーケティングの基本フレームワークです。

AIDMAの法則は今でも通用しますか?古いと言われる理由は?

現代でも十分に通用します。古くからあるモデルのため「古い」と言われることがありますが、消費者の根本的な購買心理は変わっていません。現代のデジタル環境に合わせてAISASなどの派生モデルと併用することが推奨されます。

AIDMAとAISASの違いは何ですか?

AIDMAが伝統的な購買心理の流れを示すのに対し、AISASはインターネット時代に対応したモデルです。AISASには「Search(検索)」と「Share(共有)」のステップが含まれている点が大きな違いです。

AIDMAとAIDA(アイダ)の違いは何ですか?

AIDAはAIDMAから「Memory(記憶)」の段階を除いた4段階のモデルです。検討期間が短く、その場で購入が決まりやすい消費財などのマーケティングでよく用いられます。

AIDMAの具体的な例を教えてください。

例えばBtoBサービスでは、タクシー広告でサービスを知り(Attention)、Webサイトで興味を持ち(Interest)、資料請求して使ってみたいと考え(Desire)、社内検討中も記憶を保持し(Memory)、最終的に営業に個別相談して契約する(Action)といった流れが挙げられます。

AIDMAとカスタマーサポート・顧客体験にはどんな関係がありますか?

AIDMAの「記憶」から「行動」に移る段階で疑問や不安を素早く解消したり、購入後の「満足」を高めたりする場面でカスタマーサポートが重要な役割を果たします。

AIDCASとは何ですか?AIDMAとの違いは?

AIDCASは「Attention」「Interest」「Desire」「Conviction(確信)」「Action」「Satisfaction(満足)」からなるモデルです。購入後の「満足」をプロセスに含めることで、顧客との継続的な関係性を重視している点がAIDMAと異なります。

AIDMAをBtoBマーケティングに応用するにはどうすればよいですか?

ターゲットがどの購買段階(認知・検討・導入など)にいるかを分析し、それぞれの段階に合わせたコンテンツ(Web広告、資料作成、導入事例、FAQなど)を用意して段階的にアプローチすることが効果的です。

AIDMAの法則を活用する際の注意点はありますか?

消費者が必ずしもAIDMAの順番通りに直線的に行動するとは限らない点に注意してください。SNSの口コミを見て即座に購入に至るなど、購買行動の多様化を考慮して他のフレームワークと組み合わせて活用することが大切です。

まとめ

AIDMA(アイドマ)の法則は、時代が変化した現代においても購買行動の基礎として非常に役立つフレームワークです。

顧客の購買プロセスをスムーズに進め、購入後の「満足度」まで高めるためには、マーケティング施策と合わせてチャット機能などのカスタマーサポート体制を整えることが欠かせません。マーケティングとサポートを連動させ、一貫した顧客体験を提供していきましょう。

著者:Tayoriブログ編集部
日頃からカスタマーサポートと向き合うメンバーが、問い合わせ対応の課題解決とビジネス成長を支援するため、カスタマーサポートや業務効率化に役立つ情報を発信しています。

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