ご質問の「ミッション・トランスファー・デフへの添加」について、
以下の通りご案内いたします。
【ミッション(MT)について】
マニュアルトランスミッションには、
LSベルハンマー原液などの極圧潤滑剤を添加することで、
潤滑性・静音性・耐久性の向上が期待でき、
多くのお客様にご利用いただいております。
一方で、オートマチック(AT)やCVTには専用のフルードが使用されており、
非常に繊細な設計となっているため、添加剤の混入は推奨されておりません。
【デファレンシャル(デフ)について】
デフに関しては、車種・年式・グレードにより適否が異なります。
•オープンデフやトルセン式などのギアタイプであれば、
LSベルハンマーの添加が可能なケースが多いです。
•一方で、LSD(リミテッドスリップデフ)など摩擦を利用するタイプには
添加を避けていただくことを推奨しております。
※誤作動や滑りの原因になる可能性があります。
【トランスファーについて】
トランスファーにも種類がございます:
•ギアオイルを使用するタイプ(パートタイム4WD、ラダーフレーム式SUVなど)
⇒ 添加OK(LSベルハンマー原液を5~10%)
•ATF/CVTフルードを使用するタイプ(電子制御式4WDなど)
⇒ 添加NG(誤作動や油圧制御エラーのリスクがあります)
【おすすめの製品】
•添加が可能な場合は「LSベルハンマーGOLD原液」がおすすめです。
•ベルハンマーセブンやベルハンマーライトまたは
LSベルハンマー原液も用途に応じて使い分け可能ですので、
お好みで比較していただくのもおすすめです。
【まとめ】
ミッション・デフ・トランスファーのオイル仕様は、
車種・年式・仕様により異なります。
ご不明な点がある場合は、ディーラーや整備工場にて仕様をご確認の上、
適合をご判断くださいませ。