摺動面片側の金属へ、ニフグリップやタフラムの表面処理を行ったものへの使用を検討しております。 こちらの表面処理行ったものに関して、御社のベルハンマースプレーやGOLDスプレー等塗布した際、懸念されることがございますでしょうか？

これらの表面処理（金属への硬質潤滑コーティング）に対し、弊社のベルハンマースプレー、ならびにベルハンマーGOLDスプレーを塗布いただくことについて、基本的には問題ございません。

両製品は、一般的なフッ素樹脂処理や陽極酸化処理を施した基材にも影響を与えにくい処方となっております。
ただし、以下の点につきましてはご留意ください：
・表面処理の種類や膜厚、仕上げ状態によっては、製品の初期なじみや被膜定着性に差が出る場合がございます。
・特にタフラム処理においては、処理後の表面が非常に緻密な場合、潤滑剤の定着性や持続性に影響することがございますので、事前に目立たない箇所での試験塗布をおすすめいたします。

なお、万が一塗布後に撥水やはじき現象が見られる場合には、表面に残存した加工油や洗浄成分の影響の可能性も考えられますので、脱脂処理後のご使用を推奨いたします。