TOPスズキ機工問合せ一覧ポリッシャーのメンテナンスでヘッドのベアリング・ギアの密閉部分に グリスを入れるのですが、最近になって少量なので高価な種類に 拘ってもいいのではないかと思い検索していたのですが グリスに関しては知識もない為、御社にメールをさせて頂きました。 画像の様な感じになります。 これは分解して中に入っていた状態の物を撮影しています。 ポリッシャーですのでそれなりに高温になり2000-5600rpm 高速回転しますのでどのようなものを選べばいいか教えて頂けないでしょうか?
最終更新日 : 2025/05/15

ポリッシャーのメンテナンスでヘッドのベアリング・ギアの密閉部分に グリスを入れるのですが、最近になって少量なので高価な種類に 拘ってもいいのではないかと思い検索していたのですが グリスに関しては知識もない為、御社にメールをさせて頂きました。 画像の様な感じになります。 これは分解して中に入っていた状態の物を撮影しています。 ポリッシャーですのでそれなりに高温になり2000-5600rpm 高速回転しますのでどのようなものを選べばいいか教えて頂けないでしょうか?

ポリッシャーのような高速回転(2000〜5600rpm)
かつ高温になる可動部に適したグリスをお探しとのことですが、
以下のような条件に合致する製品の使用が重要です。

■推奨される潤滑の構成
高速かつ高負荷環境下では、2段階での潤滑施工をおすすめしております
1.ベルハンマーGOLDスプレーの塗布
まず金属表面に浸透させ、極圧潤滑層を形成します。
これにより、初動時からスムーズな動作が得られ、焼き付きや摩耗を防止します。
2.ベルハンハマー・メタルグリスの適量塗布
その上からメタルグリスを押さえとして塗布することで、
長時間にわたる潤滑持続と飛散防止が可能となります。
ベアリング内やギア周辺でも非常に高い保持性・密着性を発揮し、回転体に最適です。

【注意点】
既存のグリスと新たに塗布する製品の性質が大きく異なる場合は、
念のため古いグリスを可能な範囲で除去・清掃の上、ご使用いただくことを推奨いたします。

このような2ステップ施工は、
ポリッシャーのような回転数が高く、連続使用時間が長い機器において、
機械寿命の延命・音鳴り防止・発熱軽減に非常に効果的です。

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