TOPスズキ機工問合せ一覧ホイールベアリング、クランクベアリングなどエンジン内部など、の高負荷、高回転部分のベアリングにも使用できますか?また、防水性はどうですか? また、2スト、4ストのエンジンベアリングの違いはありますか?
最終更新日 : 2025/06/20

ホイールベアリング、クランクベアリングなどエンジン内部など、の高負荷、高回転部分のベアリングにも使用できますか?また、防水性はどうですか? また、2スト、4ストのエンジンベアリングの違いはありますか?

【1. 高負荷・高回転部(ホイールベアリング、クランクベアリング等)への使用可否】
ベルハンマーメタルグリスは、極圧性・耐摩耗性・耐水性に優れた高性能グリスです。
ホイールベアリング等の高負荷箇所や高回転が求められる部位にも十分な潤滑性能を発揮します。
特にモーターサイクルのホイールベアリングなどにおいて、耐久性向上や低フリクション効果をご実感いただける事例も多くございます。

一方で、エンジン内部のクランクベアリング(オイル潤滑が行われる箇所)にはご使用いただけません。
エンジン内部はグリスではなくエンジンオイルにより循環潤滑する構造のため、グリス塗布は推奨いたしかねます。
【✕使用不可】 クランクベアリング・コンロッドベアリング等のエンジンオイル系潤滑箇所。

【2. 防水性について】
本製品は優れた耐水性・耐洗浄性を備えております。
水や雨、洗車などによる流出・乳化を防ぎ、長期的な潤滑性能維持が期待できます。
そのため、屋外使用や水にさらされやすい部位(ホイール周辺・アクスルシャフト部など)にも
安心してご使用いただけます。

【3. 2スト/4ストエンジンベアリングの違いについて】
2スト/4ストエンジンにおけるエンジン内部ベアリング(クランクベアリングなど)は
いずれも基本的にオイル潤滑であり、グリス塗布は適しません。
外部のホイールベアリングやサスペンションリンク部、ピボット部などのグリスが適用される部位に関しては、2スト・4スト問わず問題なくご使用いただけます。

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