【ご質問へのご回答】
現在、弊社では 耐塩水性に優れたグリスとして、「LSベルハンマーグリス(カートリッジタイプ No.2)」を取り扱っております。
この製品は、水分や湿気の多い環境下での耐久性を考慮して設計されており、塩水がかかるような状況でも被膜保持性や潤滑性を発揮する特長があります。
【塩水環境用グリスを選ぶ際のポイント】
塩水環境下では以下の特性を持つグリスを選定いただくことが重要です:
耐水性(Water resistance):水分や塩分の浸入でも流出・乳化しにくいもの
耐塩水性/耐腐食性:塩分により金属腐食が進行するのを抑える性能を持つもの
防錆剤・極圧剤の配合:金属表面を保護し、荷重がかかる摺動部の摩耗を防ぐ
【一般的に有効な成分例】
増ちょう剤としてはリチウムコンプレックス系やカルシウムスルフォネート系が高い耐水性・耐塩水性を発揮するケースが多いです。
また、防錆剤や極圧添加剤の配合バランスも重要なポイントになります。
弊社の「LSベルハンマーグリス」は、リチウムコンプレックス系で、こうした用途にも幅広くご活用いただいております。