TOPスズキ機工問合せ一覧タイヤショベルの可動部へ注入するグリスについて、現在はモリブデングリスを使用しておりますが、御社のベルハンマーグリスへの変更を検討しております。 最初のうちは今使用しているグリスと混ざってしまうと思うのですが問題ないでしょうか。 また、タイヤショベルのシャフト部も含めてすべての場所へ使用しても大丈夫でしょうか。 ベルハンマーグリスとベルハンマーゴールドグリスどちらを使用する方がいいでしょうか。
最終更新日 : 2025/06/20

タイヤショベルの可動部へ注入するグリスについて、現在はモリブデングリスを使用しておりますが、御社のベルハンマーグリスへの変更を検討しております。 最初のうちは今使用しているグリスと混ざってしまうと思うのですが問題ないでしょうか。 また、タイヤショベルのシャフト部も含めてすべての場所へ使用しても大丈夫でしょうか。 ベルハンマーグリスとベルハンマーゴールドグリスどちらを使用する方がいいでしょうか。

【1. 既存グリスとの混合について】
現在ご使用中のモリブデングリスとベルハンマーグリスが多少混ざってしまう初期段階についてですが、
弊社のベルハンマーグリスは一般的なモリブデングリスと混ざっても問題がない設計となっております。
そのため、グリス交換初期に一時的に既存グリスと混在しても、すぐにトラブルが発生するような心配はございません。

とはいえ、より安定した性能を発揮するためには、できる限り古いグリスを拭き取ってからの塗布をおすすめしております。

【2. 適用部位とちょう度の選定について】
タイヤショベルの可動部(ブッシュ・ピン・アーム・シャフトなど)全般にお使いいただけます。
■ 使用するちょう度については、No.2(ちょう度2番)が適切です。
→ 一般的な建機グリースガンでの吐出性にも優れ、耐寒性と耐圧性のバランスが良好です。

【3. ベルハンマーグリスとゴールドグリスの違いについて】
■ ベルハンマーグリス No.2:
高耐荷重性と滑らかな動作性能を兼ね備えた標準モデルで、日常的な除雪作業にも安心してご使用いただけます。

■ ベルハンマーゴールドグリス No.2:
極圧性能・金属密着性をさらに強化したハイグレードモデルで、過酷な使用条件(低温時の頻繁な始動・高負荷連続作業)でもより高い保護性能を発揮します。

→ 過酷な環境下での作業や、性能の持続性を重視される場合は「ゴールドグリス」をおすすめいたします。

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