乾式内拡遠心式クラッチはオイルに浸からない構造のため、ベルハンマーやベルスクーターを添加しても悪影響はありません。
ファイナルギアボックスは金属ギア同士が直接噛み合う部分なので、潤滑性能の強化は効果的です。ベルハンマー(LSやゴールド原液)やベルスクーターを5〜10%程度添加すると、摩耗低減・油膜保持力向上・発熱や騒音抑制が期待できます。
一方で、2ストロークエンジンオイルには使用を控えてください。分離給油方式では焼き付きリスク、混合給油方式ではカーボン付着の可能性があります。
現在ご使用のグロンドマン製ギアオイルにも問題なく添加可能です。総量の5〜10%を目安に、次回交換時に合わせて使用すると安心です。