■ T-MAXが非対応となる理由
T-MAXは大排気量スクーターで、乾式遠心クラッチ方式+CVT(無段変速機)+Vベルトを組み合わせた特殊構造です。
この構造では、潤滑油がクラッチ作動部に接触しないため、ベルスクーターを添加しても本来の効果が発揮されません。
また、乾式クラッチ特有の摩擦特性が変化し、誤作動の原因となる可能性があるため、非推奨車種となっております。
■ トリシティ125での使用可否
トリシティ125は、一般的な125ccクラスの湿式クラッチ+CVT構造であり、エンジンオイルを介して駆動部を潤滑する設計です。
そのため、ベルスクーターを安心してご使用いただけます。
■ 添加方法
・添加量:エンジンオイル容量の 5〜10%
・使用方法:添加後、数分間走行してオイルを循環させると、潤滑被膜が安定します。
■ 期待できる効果
・エンジン内部の摩耗抑制
・メカノイズ低減
・油膜強化による耐久性向上
・発進時および加速時のスムーズさ改善
■ まとめ
・T-MAX → 乾式クラッチ構造のため非対応
・トリシティ125 → 湿式潤滑構造のため使用可能