ウエイトが重い釣りやトルクのかかる釣りでしたら、好みのオイルやグリスでメンテナンスして頂ければ問題ございません。
しかしウエイトが軽い釣りやトルクが軽い釣りの場合は、オイルやグリス自体が重みとして気になる事もあり得ます。
その場合は、まず1度オイルやグリスを通常通り塗布し、その後にドラグをラインブレイク手前まで締め、ラインを数メートル引き出す動作を数回ほど繰り返し行います。
これによりスプール、レベルワインダー、各ギア類に摩擦が発生し金属自体が潤滑出来る状態へ変化します。その後、オイルやグリスを洗浄しドライな状態にします。
この作業により、オイルやグリスがなくても今までの釣行後に比べてギア類が痛まず、軽い動きが可能になり、ドラグを使用した魚とのやりとりでもスムーズにラインが出ていきます。
またこの作業を定期的に行う事で、とても快適な釣りが可能になると思います。