貴社のGPスペシャルをバイクで使わせていただいているのですが、トランスミッション開発で試してみたいことがあり連絡いたしました。 貴社のGPスペシャルやベルハンマーシリーズを摺動部に塗布したのちに、どれくらいで摺動抵抗低下の効果が変わっていくかのデータなどはお持ちではないでしょうか？

【摺動抵抗の経時変化データについて】
現在、弊社では各製品における摺動抵抗の変化を評価するため、潤滑試験機（SRV試験機、四球試験機 等）による初期潤滑性能および耐久性（耐摩耗性）に関する社内データを保有しておりますが、お尋ねのような「実使用条件での経時的な摺動抵抗変化」にフォーカスした定量的データは、残念ながら現時点では十分に整備されておりません。

ただし、開発段階でのテストや一部協力企業様との評価においては、
・金属表面への被膜形成による初期摩擦低下
・一定時間経過後も潤滑被膜が残存し、安定した摺動性能を維持
といった傾向が確認されており、特に高荷重・高回転条件下でも油膜切れを起こしにくい特性を評価いただいております。