BELL HAMMER METAL GREASEには、LS BELL HAMMERのように金属表面と化学反応して極圧被膜を形成する添加剤は含まれておりません。
100N以上の高荷重で回転する金属面に一定時間連続して押し付け続けるような極圧条件下では、メタルグリスの粉体金属が金属表面に強く押し付けられて圧縮残留し、パーツクリーナーだけでは落ちなくなる場合があります。
そのため、動画で紹介されているような高荷重・高圧条件では、洗浄後も潤滑効果が維持されることがあります。
ただし、これはLSベルハンマーのような化学反応による反応被膜とは全く異なる現象です。
一方、比較的軽い負荷(試験機で25N程度)で短時間摩擦させた後に洗浄した場合、LSベルハンマーグリスは化学反応被膜が残るため潤滑効果が持続しますが、メタルグリスでは通常は潤滑効果は残りません。
また、実際の被膜形成状態は金属表面の状態、荷重、時間などの条件によって変化します。
完全に被膜を除去したい場合は、LSベルハンマーグリス・メタルグリスともに、洗浄に加えてペーパー等による除去を行う方法が確実です。