LSベルハンマーグリース No.2の封入量につきましては、基本的にはご認識のとおり、ベアリング内部や可動部の隙間全体に対して50%以下を目安としていただくのが適量です。
タイヤのボールベアリングにつきましては、
・古いグリスをできるだけきれいに除去する
・新しいグリスは隙間全体の50%以下を目安に封入する
という方法で問題ございません。
一般的に、グリスは多すぎると攪拌抵抗や発熱の原因となる場合がございますため、充填しすぎないことが大切です。
ドリブン側のニードルベアリング、ボールベアリング、トルクカムピンおよび溝につきましても、基本的には同様で、塗りすぎず、必要部位に適量を施工してください。
こちらも隙間全体の50%以下を目安にお考えいただいて差し支えございません。
動画などで多めに塗布されている例もあるかと存じますが、弊社としては必要以上に多く盛る方法は推奨しておりません。
特に可動部周辺は、余剰なグリスが飛散したり、抵抗の増加につながる可能性もございますため、薄く均一に、必要な箇所へ適量をなじませるような施工が望ましいです。
また、再組立て後にドリブンフェイスやベルトの当たる部分を脱脂される予定とのことですが、その方法で問題ございません。
ベルトやクラッチなど摩擦で動作する部分にはグリス分が付着しないよう、十分ご注意ください。
2万kmごとのメンテナンスを前提とされるのであれば、必要以上に多く入れず、適量で定期的にメンテナンスしていただく運用をおすすめいたします。